算数 / 数の組み合わせを考える
メイク10の
ルールと解き方例題でわかる数字パズル
4つの数字を使って、答えを10にするパズル。どこから考えればよいか迷ったら、例題をひとつずつ試してみましょう。無料ゲームの遊び方も紹介します。
メイク10とは? 4つの数字で10を作ろう
メイク10は、4つの数字と、たし算・ひき算・かけ算・わり算を組み合わせて10を作る算数パズルです。「テンパズル」と呼ばれることもあります。同じ数字でも、組み合わせ方や計算の順番を変えると、できる数が変わります。
- 4つの数字は、すべて1回ずつ使います。同じ数字が2枚あれば、それぞれ1枚ずつ使います。
- 「+」「−」「×」「÷」を選びます。同じ記号を何回使っても大丈夫です。
- 数字をつなげて別の数にはしません。「1」と「2」を並べて「12」にすることはできません。
- 作った数を次の計算に使い、最後のひとつが10になれば正解です。
ラボのメイク10では、途中の数も整数で、0以上になる計算を使います。割り切れないわり算や、答えがマイナスになるひき算は使えません。他のテンパズルでは途中の分数などを認める場合があるため、遊ぶ際はルールを確かめてください。
四則演算に慣れた小学4〜6年生を目安にしています。学年だけで決めず、習った計算で考えられる問題を親子で選んでください。
メイク10の解き方を、3つの例題で
まずは数字を全部足してみて、その後で「5と5」「2と5」「12から2」のように、10を作れる組み合わせを考えます。以下は解き方の一例です。答えを見る前に、自分の方法を探しても楽しめます。
例題1:1・2・3・4なら、全部足してみる
1 + 2 + 3 + 4 = 10
1+2で3を作る → 作った3と、もとの3を足して6 → 6+4で10。
最初に合計を確認すると、足し算だけで解ける問題に気づけます。4つの数字をすべて1回ずつ使っているかも確かめましょう。
例題2:1・2・3・8なら、「2×5」を作る
(8 − 3)×(2 × 1)= 10
8−3で5を作る → 2×1で2を作る → 5×2で10。
「10は2×5」と考えると、先に5を作る道が見つかります。1をかけると値は変わりませんが、1のカードも使う必要があるので、この計算を入れています。
例題3:2・4・6・8なら、わり算で小さな数を作る
(8 ÷ 4)+ 6 + 2 = 10
8÷4で2を作る → 作った2と6を足して8 → 残った2を足して10。
数字が大きいときは、足す以外の方法も試してみましょう。ここではわり算で2を作ると、残りの6と2を足して10になります。途中で作った2と、もとの2は別のカードです。
解けないときは、計算をひとつ戻す
先にできた数にこだわると、残りのカードで10に届かないことがあります。ひとつ前に戻り、組み合わせる数字や記号を変えてみましょう。「10の直前には、何と何があればよい?」と考えるのも手がかりです。
無料Webゲームの操作は「数 → 記号 → 数」
スマホ・タブレット・パソコンのブラウザで遊べます。インストールや会員登録は不要です。数式をキーボードで入力せず、カードと記号をタップして計算します。
- 最初に使う数字カードを選びます。
- 「+」「−」「×」「÷」から計算記号を選びます。
- もうひとつの数字カードを選ぶと、計算されます。
- できた数は「つくった数」に出ます。残りのカードと組み合わせて、最後に10を作ります。
計算の順番が、紙で書く式のかっこに相当します。例題2なら、先に「8 → − → 3」で5を作り、「2 → × → 1」で2を作ってから、つくった数同士をかけます。
「もどす」「ヒント」「別の作り方を探す」を使う
試した計算は「計算メモ」に残ります。「もどす」で一手前に戻り、別の組み合わせを試せます。迷ったら「ヒント」を使い、手がかりを見てから自分で次の計算を考えてみましょう。
正解した後は「別の作り方を探す」から同じ問題にもう一度挑戦できます。解き方が複数ある問題では、違う記号や順番で10を作れるかを考える楽しみもあります。
親子で一問。答えよりも、考えた順番を話そう
一度にたくさん解くより、まずは一問を一緒に考える使い方ができます。親も別の解き方を探し、どの計算から始めたかを見せ合ってみてください。
- 「全部足したら、いくつになる?」
- 「10を作るには、あと何があればいい?」
- 「そのふたつを先に計算したのは、どうして?」
- 「別の順番にすると、どうなるかな?」
見つからない日はヒントを使ったり、次の問題へ進んだりして大丈夫です。解けたら、完成した式だけでなく、試した方法も話してみましょう。
メイク10は、数の組み合わせや計算の順番を考える遊びです。中学受験の学習の合間に、親子で考える一問としても使えます。計算の反復練習には、百マス計算のやり方と続け方も紹介しています。
メイク10について、よくある質問
数字が同じカードは、1枚だけ使えばいいですか?
同じ数字でも別のカードです。4枚のカードをすべて1回ずつ使ってください。計算で作った数も、残ったカードと組み合わせて最後のひとつを10にします。
分数やマイナスの数を使ってもいいですか?
ラボのゲームでは、途中の数も0以上の整数にします。割り切れないわり算、0で割る計算、答えがマイナスになるひき算は使えません。
かっこは、どうやって入力しますか?
かっこを入力する必要はありません。先に計算した数が新しいカードになるので、それを次の計算で使います。完成した式では、計算した順番がかっこを使って表されます。
ヒントを使っても大丈夫ですか?
大丈夫です。手がかりを見て「なぜその計算をするのか」を考え、次の一手を試してみてください。解けた後で、ヒントがなくても同じ順番をたどれるか確認する遊び方もできます。
4つの数字で、10への道を探してみよう
まずは足し算、次にひき算やかけ算。つくった数を使いながら、ひとつの問題をじっくり試してみてください。
作成・確認:まなび×あそびラボ / 。ゲームの操作・設定は現在の実装に基づいています。ラボについて